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【徹底比較】立教vs青山学院【考察】

ということで。同じMARCHでキリスト教系の立教大学青山学院大学を比較していきます。

 

1. 偏差値
河合塾偏差値ではどちらも62前後でほぼ互角です。去年は青学が上昇し、立教を追い詰めましたが今年は落ち目と思われた立教も上昇し拮抗状態です。
駿台偏差値では立教が56前後、青学が54前後で、立教が優位と言ったところでしょうか。駿台模試は上位国公立の受験生が多く受けるものなので上位国公立大学の併願先としては立教大学の法が人気があると言えます。

 

2. ブランド力
ここで言うブランド力とは世間に対してのものを指すことにします。
これは、基本的には青学が上と言って良いでしょう。青学のおしゃれなイメージは全国区で認知されています。これに関しては早慶と同等と言えるのではないでしょうか。最近は駅伝でも名を馳せていますね。某インタビュー系YouTubeチャンネルを見ていても青学の名前が良い意味で出てくることは多いですね。

対して立教の認知度は一段下がります。名前だけなら聞いたことあるという人は多いかもしれませんが。東京六大学としての知名度はあるようですが、青学の強力なブランド力には及ばないでしょう。

ただし、少し大学に詳しいという人の間では両者のブランド力は逆転するかもしれません。青学は最近の渋谷回帰によって急激に偏差値を伸ばしているのに対して立教は長年MARCHトップの座を維持していたからです。
この、長い時間をかけてついたブランド力ならば立教が一枚上になるでしょう。これは実際に駿台偏差値にも出ていますね。

 

3. 立地
これは完全に好みが分かれますね。立地の違いに両校の校風の違いがとてもよく現れていると思います。青学は渋谷の中心地、山手線の内側です。青学からはキラキラしたおしゃれさが出ています。対して立教は池袋から少し離れたところ。山手線の外側です。立教からは落ち着いたおしゃれさが出ています。まあ、とは言っても一般的には渋谷の青学の方が良いと言う人が多いでしょうね。実際にそれが高い知名度や偏差値の大幅な上昇という形で現れています。

 

4. 歴史
立教は1874年創立で1922年設置。青学は1874年創立で1949年設置です。創立はその大学の起源、設置は国から大学として認められた年といったところでしょうか。設置年ならば立教の方が前になりますが創立年では同じで歴史の長さという点では互角と言えます。

 

5. 就職
有名企業400社への実就職率ランキングでは立教28.3%に対して青学は29.8%となっています。一応、青学が若干優位ですが、これは青学の方が理系学生の比率が高いというのが影響していそうなので実際はほぼ互角でしょう。

 

総合評価

今回は5つの要素で立教と青学を比較しましたが甲乙つけがたいと思いました。ただし、青学は渋谷回帰の影響で偏差値が伸びてきています。世間的な認知度も青学はかなり高いですし今後さらに上昇していく可能性が高いです。立教も経営学部を筆頭に教育・研究の質を高め評価を伸ばしていますが、やはり立地の影響もあり青学に受験生を取り込まれつつあるように見えます。偏差値的には立教の方が上なのですが同じMARCHに括られているために上智のように壁を作ることが難しいというのも厳しいところですね。

以上で終わりになります。お読みいただきありがとうございました。

 

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